ノジマはマレーシアの情報通信機器販売会社TMTの全株式を取得し、子会社化することを決めた。TMTはマレーシア国内で49店舗を展開しており、ノジマはマレーシア市場での事業拡大を狙っている。取得価額は非公表で、取得予定は2023年4月。ノジマは2019年にシンガポールのCourts Asia Limitedを買収し、その子会社を介してマレーシア市場に進出している。今回の取得により、出店エリアが広がり、物流・配送関連業務の統合、情報通信機器の拡充が見込まれる。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:ノジマのマレーシア市場進出において、TMTの取得は重要な一歩である。今後、ノジマはアジア市場での事業拡大を目指し、M&Aを活用することが予想される。しかし、市場環境の変化や競合の動向にも注意が必要である。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。